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kao
心理カウンセラー◆愛知県生まれ◆子どもの頃から自己肯定感が低く生きづらさを抱えていたが、大学で心理学を学び心理療法に出会ったことをきっかけに改善。 大人になったからこそ必要な心の知識を伝えること、ご相談者の方にとっての最善につながるような、丁寧で深い心理セッションを提供することをミッションにしている。 ◆漫画を描いていた経験を活かしHPのイラストは自作。見た方の心が少しでも和み、自分自身に対して優しい気持ちになってもらえたらという思いで描いている。
カウンセリングとこころの学び
ある場面で自分の言ったことが気になって、
「あれでよかったのだろうか」
「もっと気が利いたことを言えたんじゃないか」
と考えてしまったり、
メールに迷いながら付け加えた文言が、
「これ余計な一文だったんじゃないか」
「かえって相手に気を使わせるんじゃないか」
と気になってもんもんとしてしまったりして、
「あーあ、自分ってダメだな」と思ったんです。
きっとこういうブログ読んでいる人にとっては、あるあるなんじゃないかと思いますが笑。
それから、
自分の人生に真摯に向き合っていくこととか、
自分を救うための行動をするとか、
私は私を幸せにするんだと決意をすることとか、
自分のために日々積み重ねていくこととか、
そういうことって、
現時点で自分の事を嫌いだろうが、否定していようが、結局何かしら自分に対する「愛」がないと出来ないと思うんです。
自覚のあるなしに関わらず。
日々の地味な取り組みは、自分に対する【愛】を積み上げる作業でもあるのではないかと。
そして、その積み上げる姿を一番近くで見ているのは「自分」なんですよね。
そこには、ごまかしようのない自分の姿があるというか。
・いつも気を張って頑張ってしまう
・間違っていないか確認ばかり
・怒られないか顔色を伺ってしまう
今日は、そんな風に、いつも緊張気味で、落ち度がないように頑張っているのが疲れるししんどい、
と感じる方へのメッセージです。
そんな方は多分自分でも、なんでこんなに疲れるまで気にしたり、気を張り続けてしまうかなと、思っているのではないでしょうか。
だから時には、不安でいっぱい、未来の悪い予想で頭がいっぱい、そうなることもあります。予想して想定して、そこから離れたいと思っているのに、何度も良くないイメージを脳内再生してしまうこともあります。不安は準備運動のようなもので。ハードな未来を先に頭の中で体験しておくことで、本当にそうなった時のショックを和らげます。
でも、あまりに念入りに想像しすぎると、取りつかれてしまい、それ以外の未来なんてないような感覚になってしまいます。「準備」じゃなくなってしまうんですよね。生きていくためには、「不確実さ」を受け入れる力が必要です。
「どうしたらこのもやもやがなくなるんだろう」「どうしたら現状を変えていけるのかな」 そう思いながらも、 でも、どうすればいいかわからない、ということ、ありますよね。 こうしようと決めても、本当にそれでいいのか自信が持てなかったり、 考えれば考えるほど、ネガティブな想像が膨らんで、かえって気持ちが重くなってしまうこともあるでしょう。 そんな時、どうしますか。 友人に聞く?ネット検索?現実逃避? それももちろんありですが、他にも「ツールを使う」という手もあります。 例えばですが、道に迷った時。 スマホで地図ア …
自分、他者、世界、この3つについてどう感じているかによって、生きやすさが変わってきます。例えば、
自分は最悪、他人は悪、信用できない、世界は恐ろしい、苦しみの場所、そう感じている人は、様々な場面で苦しくなるし、しんどくなります。これは本人が思い込んでいるだけ、という簡単な話ではなく、そう思わざるをえないほど今まで苦しいことがあったし、そう思って警戒していないともっと傷ついてしまうような、環境や関係性の中で生きてきた、ということです。
皆さんも、自分はこれには弱い、感動してしまう、ということあると思います。実は、そのポイントを押さえておくと、自分への理解が深まって面白いんですよ。
嫌な気持ちになった、嫌な出来事が続いている。 そんな時に、どうしたら心を整えられるのか、その方法として、私はノートを使った自己探求をしています、ということを前回書きました。 前回の記事 https://lalacl.net/archives/5890/ https://lalacl.net/archives/5890/ 自分に向き合うことは、自分の思いを大切にすること。そして、向き合い方に慣れると、本当の気持ちがわかって落ち着き、次の行動につながります。思い込みが見つかり、見方が変わることで、悩みが解消さ …
「どうやって気持ちの整理ってつけてます?」とこれは先日お会いした方との会話。 皆さんは、嫌な気持ちになった時、自分の気持ちを整えるやり方を持っていますか?ちなみに、私にそう聞いてきた方の方法は「飲んで寝る」だそうです。それもあり〇 私はあまりお酒が飲めないし、長年実践しているお気に入りの方法があるので、今日はそのことについて書いていきます。 嫌な気持ちになった時、ずっと同じような不快な出来事が起こり続けている時、何をするか。既存の言葉で言うと、「内観する」が一番近いでしょうか。心の世界に入って探求する。こ …
あなたは自分に厳しい方ですか?やさしい方ですか?
自分に対して「ダメ」が多いということは、色んなものを排除しようとすることで、そうすると制限と無理がかかるし、不自由になる。
見ては、触れては、いけない自分がたくさんいるということ。
でもそれは本当にダメなのではなくて、過去のある時点ではダメだと思わざるを得なかった出来事があって、それを「今」に無意識に引っ張ってきてしまっているだけなんですよね。
「成長しようとするのは向上心があって立派なこと、努力しない人間は怠惰でよくない」一般的にそのように評価される場面も多いですよね。
けれども、この良いとされる「成長」や「向上」への強いこだわりが自分を苦しめていることがあります。
・常に目標や将来のビジョンに追われていてしんどい
・何もしていないと焦る
・とにかく知識・情報を入れていないと不安
・自己成長に努める人は素晴らしい人、自分もそちら側のステージから脱落したくない
・足場を固めていないと自信がもてない(ポジション、学歴、資格など)
・性格・マインド、人としての不完全さを見られると恥を感じる
悩んでいる方の多くは、自分のことを否定しています。 例えば、「言いたい事を言えない自分が情けなくてしょうがない」「イライラして人に当たってしまう」「恋人の行動が気になって束縛してしまう」「落ち込むのがわかっているのに人のSNSを見てしまう」など、 どうしてこんなことをしてしまうの!なんでこんなことを思ってしまうの!私って性格が悪いですよね、と思い、 自分が嫌だと感じている自分=悪=撲滅せねば、と悩みます。 自分はダメなんだと自己否定してしまうんですよね。自分にたいしてかける否定の言葉は、ほんとうにきつくて …
アダルトチルドレンの特徴についてのまとめ。アダルトチルドレンはカウンセリングでよくテーマになります。語られる苦しさは共通していることも多く、アダルトチルドレンの特徴といえるでしょう。以下にポイントをまとめました。
アダルトチルドレンはカウンセリングでも多いご相談なのですが、誤解されることもあります。今回はアダルトチルドレンとは何かということと、誤解されがちな点について書いていきます。