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なぜか人間関係で疲れる人に共通する「心の前提」とは

疲れる人間関係を表すイラスト

こんにちは、柘植かおりです。

心理セッションをしていると、こんなお悩みを聞くことがあります。

「一生懸命やっているのに、なぜか損する結末になる」
「親切にしたのに、なぜか裏切られる」
「どうして自分ばかり、こんなことになるんだろう…」

本人は至って誠実に相手に接しているので、「なんでこうなったんだろう?」と原因が本当にわからなかったりするんですよね。

でも実は、この「理不尽なループ」が続く時、そこには本人も気づいていない「心の仕組み」が隠れていることがあるんです。

それは「あなたが悪い」という話ではありません。

むしろ逆で、「あなたは悪くないのに、なぜこうなるのか」を一緒に見ていきたいと思います。

その出来事の裏で心に起きていたこと

以前、私が会社勤めをしていたころの話をしますね。

同僚のAさんについて、Bさんがこんなことを言っていたんです。

「Aさんって、本当に人を振り回す人だよね……」

どういうことか話を聞いてみると・・・。


Aさんは以前の職場でいじめられた経験があり、面倒見のいいBさんに熱心に相談を聞いてもらっていた。

ところがある日突然、Aさんが泣きながら上司のもとへ駆け込んで、「Bさんにいじめられているんです!」と訴えた。

身に覚えのないBさんは、当然ながら「???」です。

あんなに親身になって話を聞いていたのに、気づいたら「加害者」になっていたんですから。

結果、上司から厳重注意を受けて、ひどく傷つき、Aさんと距離を置くことにしたんだそう。


これだけ聞くと「Aさんひどくない?」と思うじゃないですか。

でも、善悪軸ではなく、「なぜこうなったか」を心理の視点で見ると、もう少し違う状況が見えてくるんです。

「助けてほしい」と「どうせ誰も助けてくれない」が同時にある

あくまで推測ですが、Aさんの心の中にこんな「思い込み」があったとしたらどうでしょう。

「私はどこに行っても、ひどい目にあう」
「誰かに助けてもらわないと生きていけない」

そう思っている人が、面倒見のいいBさんに出会ったら。

「この人なら助けてくれるかも!」と、自然とBさんを頼りたくなりますよね。

ここまでは、わかる気がしませんか?


問題は、その裏側にあるんです。

「助けてほしい」と強く思っているその心の奥に、実は同時に「どうせ誰も助けてくれない」という「前提」が潜んでいることがあります。

これは、過去に誰かに助けを求めても、助けてもらえなかった経験が積み重なるなどで、いつの間にか「どうせ助けてもらえない」が心の前提になってしまうことがあるからなんです。

しかもこの前提は意識して作るものではないので、本人は自分がそんな風に定義しているとは、まったく気づいていないんですよ。

そして、それがあることで、現実がやっかいなことになってしまう。

どれだけ相手が優しい人でも、自分の期待に100%ぴったりに応え続けることはできません。どこかで必ず、ズレが生まれます。

そのズレが起きたときに、心の奥の「どうせ誰も助けてくれない」がムクッと顔を出すんです。

「やっぱり、この人も私を助けてくれない!」
「私のことを、どうせ面倒だと思っているんだ!」

こうして、もともと心の中で前提としていた「誰も助けてくれない世界」が、現実として確認されていく。

そしてまた別の「助けてくれそうな人」を探す旅が始まる…という繰り返しになってしまうんです。

「助けてもらえない人」と「助けられない人」が引き合う理由

「でもそれはAさんの問題ですよね?」と思いましたか?

実はそうでもなくて。Bさんの側にも、「引き合うピース」があった可能性があるんです。


もしBさんが、心の深いところで「自分は無力だ」という前提を持っていたとしたらどうでしょう。

「強く助けを求める人」と出会った時、「私が何とかしなきゃ」と救世主スイッチが入り、つい自分の限界を超えて頑張ってしまう。

でも、どれだけ頑張っても相手の人生を背負うことはできません。入り込みすぎるほど、結果「やっぱり私には助けられなかった」という無力感で終わる。

つまりこういうことなんです。

「助けてもらえない私」(Aさん)と「助けられない私」(Bさん)が、まるでパズルのピースが合うように、吸い寄せられて出会ってしまうんですね。


Aさんもしんどい。

Bさんもしんどい。

誰かが悪いわけではないのに、関係だけがどんどん苦しくなっていく。

これが「理不尽なループ」の正体です。

あなたの「前提」は、なんですか?

…と、ここまで書いていて、私も他人事ではないな、と思うんですよね(笑)

「仕事で認められたい」と思いながら、「どれだけ役立っても、自分には本当の価値なんてない」とも思っていて。

頑張れば頑張るほど苦しくなるというループで苦しかった時期がありました。

今思えば、心の奥で信じていた「私は価値がない」という前提の中で、その通りの役を自分で演じていたんですよね。


さて、

あなたの人間関係で、「なぜかいつも同じようにうまくいかなくなる」パターンはありますか?

いつも損な役回りになる、なぜか孤立する、頑張っても報われない…。

そのうまくいかなさの裏に、あなた自身が気づいていない「前提」が隠れているとしたら、それは…?


あなたの幸せを、心から応援しています。

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