
継続セッションを受けられた相談者さんから、ご感想をいただきました。
「母と一緒にいると苦しいけれど、どうしても離れられない」そんな葛藤を抱えてのご相談でした。
ご本人の許可を得て、掲載させていただいております。
かおりさん、この度はお世話になり、本当にありがとうございました。
悩んでいたこととセッションの感想、変化についてお送りいたします。
私が悩んでいたことは、母親との関係でした。
母を一人にするのはかわいそうだし、子どもの責任として面倒をみなくてはいけない、と思う一方で、
母と一緒にいると息苦しく、自宅に戻ると動けなくなる程疲れてしまうことが続いていました。
もう嫌だと思っているのに、自分から連絡し、面倒を見てしまう自分はどこかおかしいと感じつつも、どうしてもやめることができませんでした。
セッションでそのことについてお話しすると、不思議と過去の思い出が次々と出てきました。
私の子どもの頃のこと、母とのこと、妹のこと、一緒に暮らしていた祖母のこと。
話していくたびに、深い泉に手を浸していくような感覚がありました。
普段は自分のことを話すのが苦手なのに、なぜかするする言葉が出てくるのが不思議でした。
そうして話していくうちに、私の葛藤が、だんだん違う景色として見えてきました。
私は母との感情的なやりとりの中に、色々な思い込みを持ち込んでいました。
よく「無意識」という言葉を聞くけれど、こういうことなのかと実感いたしました。
そして驚いたのは、今の私の生き方は、
「祖母が解決できなかった葛藤を、孫である私が代わりに生きていたのではないか」
というところに行き着いたことです。
体がブルブルと震えました。
私は還暦を迎えておりますので、当然祖母はもうずいぶん前に亡くなっております。
もういない祖母、そんなことがあるのか、SFのようでありながら、ずっと開かなかった扉の前に立ったような気持ちでした。
その扉の先に行くには、大きな恐怖心も出てきましたが、
私の中にいる存在に向けたワークをしていただいたり、毎日のポイントワークを提案していただいたおかげで、
祖母から受け継いだ役割をだんだんとおりていくことができています。
母との距離感も、以前とは変わってきました。
いつもこのような深いサポートをされているのかと思うと、本当に大変なお仕事ですし、誰にでもできることではないと尊敬しております。
これまでしんどい時があっても、かおりさんの言葉をお守りに、この日にセッションがある、と思えたから乗り切れた日がたくさんありました。
実は何年も前からかおりさんのことは知っていたのですが、なかなか連絡する勇気が出ませんでした。でも、思い切ってセッションを受けて本当に良かったです!
いつも誠実で本当に信頼できる方で、私の良いところにも光を当ててくださる素敵な方だなと感じています。
困った時にかおりさんならどうするだろう?と、いつもお手本にさせていただいています。
これからも、心のメンテナンスとして定期的にお話しさせていただきたいと思っておりますので、引き続きお世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。
母と一緒にいると苦しいのに、離れることができない。
そんな自分を「どこかおかしいのではないか」と責めてしまう。
私たちが「こうしなければ」と強く感じる葛藤の背景には、自分でも気づかないうちに、家族の中で代々受け継いできた「価値観」や「役割」が隠れていることがあります。
例えば「娘とはこうあるべき」という役割を、世代間で無意識に引き受けている、そんなことも起こり得るのです。
そこには、家族を大切に思う気持ちや、受け継がれてきた責任感、罪悪感などが絡み合う「見えない忠誠心」が働いていることがあるんですよね。
だから、あるべき姿から外れようとすると、家族への愛情や責任を捨ててしまうかのような感じがして、強い恐怖や自責の念が湧き上がってくることがあります。
相談者さんも、長年引き受けてきた役割から下りることには、本当に大きな怖さがあったはずです。
でも、その大きな怖さと向き合い、一歩を踏み出すことができた。
役割を下りようと決められたのは、自分を大切にする気持ちと、そして逆説的ですが「家族を深く思っているからこそ」なんですよね。
こうした感想を読むと、少し心の世界を不思議に感じられるかもしれません。
セッションでは、相談者さんが納得しやすい形で多様な視点を取り入れながら、深い心理を一緒に見ていき、自分の自由な愛情で関わり方を選んでいけるようにサポートしています。
心に向き合うプロセスにご一緒させていただき、ありがとうございました。
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