
継続セッションを受けられた相談者さんから、ご感想をいただきました。
「職場でも、家庭でも、自分なりにやるべきことをきちんとやっているのに、なぜ周りは理不尽で感謝がないのか」とのご相談でした。
ご本人の許可を得て、掲載させていただいております。
◇セッションを受ける前は何に悩んでいましたか?
私の周りには理不尽で感謝がない人(上司、部下、妻)が多く、悩んでいました。
自分なりにやるべきことをきちんとやっているのに、なぜこうなるのか。
心理学を学び知識はあるはずなのに、自分のこととなるとよくわからず。またAIに相談してみましたが、結局いつも同じようなところにたどり着き納得がいかず。
◇セッションを受けて変わったことは何ですか?
まずはセッションで大変お世話になりました。心から感謝しております。
セッションを経て、自分の中で何が起きていたのかがよくわかりました。
今後やるべきことが明確になっただけでなく、自分の心がこれほどまでに現実をつくり出していたのだと大変驚きました。
正直、もっと早く相談すればよかったと思っております。
この年齢になってまで「親の影響」を受けていると知ったときは非常に恥ずかしく思いました。
しかし、回を重ねるうちに自分だけでなく、職場の人間や妻、そして親にもそれぞれの背景があることに思い至り、徐々に人間観が変わっていきました。
私を試すかのような出来事に対して、相談しながら乗り越えていくうちに、気づけば気持ちの余裕が持てるようになっていました。
以前なら絶対に「地雷」だった出来事も自然と受け流して会話できており、それに後から気づき、芯から変わったのだと実感いたしました。
「まあいいか」と思えることが増えており、気持ちに余裕がある状態を日々実感しています。
私はこれまで、ずっと自分を自立した人間だと思っていました。
常に警戒し、不信感の壁を作って人から陥れられないよう先回りして生きてきました。
ですが、それこそが「他人に振り回された生き方」だったのだと気づきました。
壁を作っていた理由は、自分の弱さや劣等感を感じて自分を責めていたからであり、だからこそ苦しかったのだと思います。
日常をしっかりこなせているつもりでしたが、私はずっと昔から苦しかったのだと知りました。
自分や人間という存在、善悪に対する新たな見方が自分の中に芽生え、心が穏やかになったおかげか、上司や妻との関係も変化してきています。
特に、私の人間関係のパターンが「相討ちのサムライ」になっていると聞いたときは、笑ってしまうほど的を得ていて、納得しかありませんでした。
これはしんどい。相手を変えて何度も私は死んでいる。
そのパターンで、本当によくここまで生きてこれたと思えました。
このような絶妙な客観性とユーモアが、自分を受け入れる助けになるのだと学びました。
オンラインですがお会いするたびに、画面からさわやかさで軽やかな不思議な「よい気」を感じておりました。
その「気」に包まれて、決して向き合えない、と思ったことにも、向き合うことができました。
思えば、当時の私は理屈の通らないことを発言していたと思います。
それでもいつも味方でいてくださり、ありがとうございました。
そこにかおりさんの私への信頼を感じていました。
これからは私が私自身を信頼していきたいです。
現実的に対処すべき課題はまだありますが、つまずいた時はまた相談させてください。
心から感謝しています。今後の発信も楽しみにしております。
やるべきことをやり、責任を果たし、期待にも応えてきた。
それなのに、思うように理解されない、報われない、正当に扱われない。
良かれと思ってしたことが裏目に出たり、思いもしないところで責められたりすることが重なれば、自分を守るために警戒を強め、相手を簡単には信用できなくなるのも無理のないことです。
そうやって身を守らなければ、とても安心していられなかったのだと思います。
ただ、その警戒心が強くなればなるほど、人との間にはどうしても緊張が生まれやすくなります。
正しいか/間違っているか
責任を果たすか/果たさないか
誠実か/不誠実か
加害者か/被害者か
「相手は敵か味方か」「どちらが正しいのか」と考えること自体は、誰にでもあることです。
けれど、それによって自分自身が苦しくなっているときは、目の前の出来事だけではなく、
これまでの経験のなかで身につけてきた警戒心や「こうしておかなければ自分を守れない」という心の自動反応が働いているのかもしれません。
今回のご感想にあった「まあいいか」と思えるようになったという変化。
これは、単に「投げやりになった」「気にしないようにした」ということではないんですよね。
・他人の評価と、自分自身の価値を切り離せるようになったこと
・嫌なことがあっても「人生のすべてがダメになるわけではない」と知っていること
・「今すぐなんとかしなければ」という切迫感がゆるんできたこと
・白黒つけなくても、戦わなくても、自分と相手との境界線は保てること
・すべてをコントロールすることは不可能だと、良い意味で諦めがついたこと
セッションでは、「こう考えればいいんだ」と頭で理解するだけではなく、「なぜその守り方が必要だったのか」を一緒に理解しながら、今の自分にあった新しい関わり方を、少しずつ心と身体で確かめていきます。
「他人に振り回されない」とは、何も感じなくなることではありません。
たとえ心が揺れても、いつでも「自分」に戻ってこられること。
今回の「まあいいか」は、自分を助けるしなやかな調整力が、しっかりと機能し始めた証なのだと感じています。
心に向き合うプロセスにご一緒させていただき、ありがとうございました。
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