プロフィール

略歴など

名前:柘植かおり(つげかおり) lala心理支援室を運営しています。 他、活動させていただいていること 呉竹カウンセラースクールの講師 くれたけ心理相談室の法人部(岐阜) 生まれ:愛知県名古屋市 略歴:静岡大学教育学部心理・教育学科(心理学専攻)(※旧名称)卒 ・卒業後は総合病院に勤務。事務部に所属し、特別に対応が必要な患者さまのために、院内で快適に過ごせるための治療以外のサポートをトータルに担当。一人一人に寄り添い、直接サポートした方はのべ3,000人以上。 ・退職後は、さまざまな7つの職場を渡り歩く。社風や異なる職場文化の中で、何度もゼロから人間関係を築く経験。中にはハラスメントやメンタルヘルスについての問題を抱える厳しい職場環境に直面することもあり、心のケアの重要さを実感する。 これまでにしてきたこと カウンセリング/交流分析士(心理支援家資格)の養成講座の講師/心の仕組みや人間関係についてのセミナーを主催/講演、企業研修などをいくつか 主な関連資格 交流分析士/TA心理カウンセラー(※TA=Transactional Analysis)/産業カウンセラー

生きづらさを抜けて

こんにちは。ご覧いただいてありがとうございます。 柘植かおりと言います。 私は今は人のお悩みを聴くカウンセリングを仕事にしていますが、子どもの頃は私自身がたくさん悩みを抱えた子でした。 以下、少し「昔の私」の話。生きやすくなるまでのストーリーです。 * 私は子どもの頃から大人しい性格で、しゃべるのが苦手。 感情がうまく出せなくて、損したこともいっぱいあります。 それに人に嫌われるのが怖くて、本音がなかなか話せませんでした。 そしてこんな性格なのは、生まれつき自分が悪い子でどうしようもないことなんだと思っていました。 あまり自己表現しない子でしたが、 いい子でいなきゃとか、 なんでも自分でやらなくちゃ、とか 内心ではいっぱい考えているのです。 でも、 そうして色々な思いにとらわれ過ぎて、かえって人間関係に苦労したり、 自分が出せないので、表面的に人に接することになり、 誰にも本当の自分はわかってもらえないと、孤独を感じ、 こんな性格はいやだと、どんどん自分を嫌いになっていきました。 私は小学校に入った時「あ、私って他の子と違って変だ」と思いまいした。 子どもって、とっても無邪気でいっぱい笑う!楽しそう! そんな同級生を見て、自分を変えたくて、小3になったころにはこっそり自己分析ノートをつけ始めました。 子どもの頃から内省的だったと思います。 そして性格や個性、心の仕組みに興味を持っていた私は、大学では心理学科に入り、人の心について学び、 社会人になってからも、新たに心理学を学んだり、自分の心を楽にしたくて、色々なことを実践していきました。 おかげで、少しずつ自分に自信が持てるようになり、職場でも快適に過ごせるようになってきました。 全然自己表現できなかった自分が随分生きやすくなった! その経験や今までの学びを活かして、同じように自分を変えたいと思う人たちの支援者になろうと決心しました。 けれども、何となく、 自分の心の奥には何かある… 時々ちくちくと自分を刺激して、それで落ち込んだり、不安になったり、 やっぱり自分を否定したりしている… ここに向き合わないと真の心の支援者にはなれない! と思い、カウンセリングや心理療法を色々受けました。 そうして取り組んでいく間に、 自分が押し込めていた怒りの気持ちや否定的な感情、 ずっと抱えてきた信念、 幼少期のことや過去の出来事への恨み、など じんわりじんわりと血が通っていき、 落ち着いて自分の中で感じることが出来るようになってきました。 色々な事が自分の中でつながり、人生観や自分自身のとらえ方について、柔らかく変化していきました。 そして全てのことが、自分にとって必要なことであったこと、 自分がずっとずっとずっと恨んできた出来事さえ、 実は自分へのギフトだったことがわかって感謝でいっぱいになり、セッションでは随分泣いてしまいました。 帰りの電車では目が真っ赤で恥ずかしかったけれど、 あ、自分、なんかもう大丈夫だ。 どんな状況でも私は私の方法でうまくやっていける。 とそんな風に思いました。 そして日常生活を送る中で、自分の気持ちが明るく軽くなって、考えがシンプルになっていきました。 そして、私の中には、今まで多くの人からの愛情が蓄積されていることや、 もともと備わっている生きていく力が、身体の隅々までいきいきと流れていることを感じるようになりました。 そうなって初めて、 気持ちが楽になるってこういうことなんだ… どんな自分でも大丈夫って思えるってこういうことなんだ… と実感しました。 今、悩みを抱えている方で、解決しようとネットで調べたり、本を読んだり、セミナーを受けたりしている方もいるでしょう。 そこで得たことは役立つことがたくさんあると思います。 私も実際、気持ちが楽になる言葉に出会ったり、そこで知ったことを実践して心を落ち着かせることもありました。 だから、ふと気持ちがざわざわした時、 心をセルフメンテナンスする方法や、考え方によって心がラクになるのであれば、自分なりの対処法を持つことは心のお守りになると思います。 私は多くの人に心について興味を持ってもらい、自分なりの心のお守りを持つことで、 その結果自分や人に優しくなり、みんなが生きやすい世の中になったらいいなと思っています。 けれども時には、解決法を調べる気力が持てないときもあります。 知っていてもできないこともあります。 一人では抱えきれないこと、向き合えないこと、もうどうしようもないと感じること、そんな時もあります。 心の傷つきの多くは人と人の間で生まれたものです。 だから人と人との間で癒されていくのだと感じます。 なので、一人で頑張る以外に、 専門家に相談する、 という選択肢ももう一つのお守りとしてあることを知ってほしいです。 困ったらカウンセリングで心の調子を整えよう! くらいの気軽さでカウンセリングを利用してもらえるようになったらいいなと思っています。 絡まった気持ちがほどけて行くと、心や考え方がすっきりとして、あなた本来の魅力や力がより発揮されていきますよ。 自分らしく、いきいきと! サポートが必要な時は、是非お声がけくださいね。
↑動物が大好きです。もふもふに囲まれて幸せ^^

私がカウンセラーになったわけ

私は昔の自分と今の自分の差をものすごく感じていて、 あんなに自分が嫌いで凝り固まって生きづらかった自分も、こうして変化していき、たくさんの人とのご縁をいただきながら、毎日を穏やかに幸せに過ごせるようになったことを、いまだにしみじみと感じる事があります。 そして、こんなに落差のある心の状態を経験したこと、幼いころから人の心の真理に興味があったこと、これらの意味は何だろう、生かすにはどうしたらいいだろう、と思うようになりました。 そして自然に、「私のように自分らしく生きたいのに生きられない人をサポートして人生に幸せを広げるお手伝いをしたい!」と思うようになりました。 自分の価値を疑ったり、思い込みの重圧で身動きが取れなくなっている人はたくさんいます。 それに、こんな自分なんて、こんな家庭に生まれたから、もうこんな年だから、、、とため息をついて現状維持に甘んじている人がたくさんいることを知りました。 でも、可能なんです。 どうであろうが、何歳であろうが、人は変わっていくし、自分らしさの幅を広げて、「あぁ、ほんと、”私”で生きてるわぁ」とストンと感じながら、地に足つけて、楽しさや充実感いっぱいで生きること。 私は人の笑顔が好きです。 大きな影響力があるかどうかとか、社会的成功の大小ではなく、その人らしい性質や才能を発揮して、楽しんで人生を謳歌している姿が大好きです。 私とかかわった人が、どんどん自分を生きていけるように。 そしてあなたが幸せになることで周りの人にも幸せがめぐって、みんなで幸せになっていけるように。 たくさんの人が自分の人生を楽しめますように。 そんな気持ちでカウンセラーをしています。 長文にも関わらず、ここまで読んでいただいてありがとうございました。