
自分を責めるクセを手放し、心の土台をあなたらしく整える
「私の性格のせいでうまくいかない」
「考え方を変えないとダメだと思う」
そんなふうに感じて、苦しさを抱えている方は少なくありません。
まじめすぎる、完璧主義、人の顔色をうかがってしまう、考えすぎて動けない…。
性格や考え方は、人生のさまざまな場面に影響を与えるからこそ、そこに悩みを感じると、自分そのものを否定したくなってしまいます。
生まれ持った特性の影響もありますが、「行動の仕方」や「考え方」、「感じ方」は固定的なものではなく、これまで生きてきた環境や経験の中で育まれてきた心の使い方でもあります。
それを「直さなきゃ」ではなく、理解し、やさしく見つめ直すことで、少しずつ生きやすさを取り戻していくことができます。
性格や考え方の背景と心の構造
いわゆる性格と言われるものや、考え方は、個性の部分もありつつ、子どもの頃の環境・家族との関わり・学校や社会での経験を通して、「自分を守るための戦略」として形づくられてきたものという側面もあります。
たとえば、
- 厳しい家庭や周囲の期待の中で、「ちゃんとしなきゃ」と完璧主義を身につけた
 - 人の機嫌を気にしないと安全が保てなかったため、常に周囲をうかがうクセがついた
 - 失敗を責められる経験から、「行動する前に考えすぎてしまう」ようになった
 
みんなの仲間でいたかったし、肯定されたかった。認めてもらいたかったし、愛されたかった。
そのために、自分なりに無理をしてでも、社会で安心して生きられるよう工夫をしてきた。
だからこそ、自分に対して理解とやさしさをもって向き合うことが、より自分らしく生きていくための始まりになります。
よくあるご相談内容
性格に関する悩み
- 完璧主義で、自分にも他人にも厳しくなってしまう
 - 人の顔色が気になり、いつも相手に合わせてしまう
 - 自分の意見を言うのが怖い、自己主張が苦手
 - 人に認められたい気持ちが強く、自然体でいられない
 
考え方・思考のクセに関する悩み
- 考えすぎて行動できない
 - つい「白か黒か」で物事を判断してしまう
 - 失敗への恐れが強く、新しいことに挑戦できない
 - 自分を責める考えが頭の中でぐるぐるしてしまう
 
自己否定・生きづらさ
- 「性格を変えなきゃ」と自分を責め続けてしまう
 - 他人と比べて「自分はダメだ」と落ち込む
 - 自分の考えや感情に自信が持てない
 - 「こんな自分じゃ、幸せになれない」と思い込んでしまう
 
セッションでのサポート例
カウンセリングでは、「性格を直す」「考え方を矯正する」ことを目的にするのではなく、自分の内面を理解し、やさしく見つめ直すことで、心の自由度を取り戻していくことを大切にしています。
- 自分の性格や考え方の背景にある心のしくみを理解する
 - 「こうしなきゃ」という思い込みや内なる声に気づく
 - 親や周囲の期待・他人の価値観に振り回されていた自分から、自分の感覚へと軸を戻していく
 - 否定してきた自分との関係を、やさしく修復していく
 - 持ち味を否定せず、自分らしい生き方を育てていく など
 
自分と戦うのは終わりにしよう
性格や考え方の悩みは、「自分を変えなきゃ」と頑張るほど、これまでの自分や今の自分を否定することにつながり、ますます苦しくなってしまうことがあります。
理想的な自分でありたいと思うのは、自然な気持ちです。
「こんな自分はもうやめたい」と思うことも、きっとあるでしょう。
けれども、自分とじっくり向き合ってみると、そこには心の事情や、大切なものを守るために懸命に生きてきた自分の姿が見えてきます。
「矯正」ではなく「再適応」。
「なくす」ではなく「見つめ直す」。
視点を変えることで、あなたの中に自分への思いやりや肯定感が少しずつ芽生えていきます。

ここから、自分へのやさしい対話を始めていきましょう。
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