
「なぜかいつも苦しくなる」その人間関係のパターンから卒業しませんか
なぜ、こんなに疲れてしまうのでしょう。
なぜ、本当に思っていることが、言えなくなってしまうのでしょう。
人間関係の悩みは、カウンセリングで最も多く寄せられるご相談です。
家族、パートナー、職場、友人。かかわる人との関係は、私たちの心や生活に大きな影響を与えます。
だからこそ、関係がうまくいかなくなると、心は深く消耗し、疲れ果ててしまいます。
「私が悪いのかな」と自分を責めてしまう。
「相手がわかってくれない」と孤独を感じる。
そんな思いを抱えて来られる方は少なくありません。
なぜ、人間関係でこんなに苦しくなるのか
人との関わり方は、これまでの人生の中で学び、身につけてきたものです。
うまくいくこともあれば、痛い思いをすることもあり、その積み重ねが「その人らしい関係の築き方」をつくっていきます。
どのように人と関わるかには、その人の「これまで」や「心のありよう」が表れるのです。
そういった心のありようを感じるからこそ、何かトラブルがあった時には、「それってどういう気持ちの表れなの?」と心が揺さぶられるのですね。
また、自分にとって近くて、重要な関係では、心の奥にある大切な感情に触れやすくなります。
愛情(愛したい・愛されたい)
承認(価値を認めてほしい・役立ちたい)
安心(離れないでほしい・一緒にいたい)
受容と理解(ありのままを受け入れてほしい・もっと理解したい)
こうした思いが刺激されるので、お互いの心の課題が浮き彫りになり、ときにはぶつかり合ってしまうこともあるのです。
自分の心と出会いなおすチャンス
関係がこじれると、感情が大きく揺さぶられることがあります。
もうどうにもならないような無力感で、出口が見えなくなることもあるでしょう。
まず、一人で抱え込まないでくださいね。
誰かとの関係を思った通りに整えることは難しいけれど、自分の心を整えることは、自分の気持ちをラクにし、心の余裕につながります。
そしてそれは、あなた自身にしかできないことです。
だからこそ、自分を助ける行動をとることはとても大切なこと。
つらいままでいないでくださいね。
それから「心を整える」といっても、それは単に落ち着くという意味ではありません。
自分の内側で何が起こっているのかに、少しずつ気づいていくプロセスです。
たとえば…
- 「嫌われたくない」と思って我慢していたけれど、本当は「わかってほしい」という願いがあったことに気づく
 - いつも「私が悪い」と思っていたけれど、それは子どもの頃からの癖だったと理解する
 - 相手の顔色を伺っていたのは、自分を守るための必死の工夫だったと受け止められる
 
こうした気づきは、関係性を大きく変える力を持っていて、
そこから内面と向き合っていくと、驚くほど関係が変わったり、新しい展開が生まれたりすることもあるのです。
自分はどういう関係を築きたいのか、本音が見えてくるので、「自分の心と出会いなおすチャンス」ともいえるかもしれません。
とはいえ、いざ一人で取り組もうとすると、どうしていいのかわからなくなることもありますよね。
カウンセリングでは、心理の専門家があなたの心や日常の人間関係を一緒に整理し、より健やかな関係を築くためのサポートをいたします。
どんなことが相談できるの?
カウンセリングでは、具体的にどんなことが相談できるのか、いくつか例を挙げてみます。
家族関係
家族との関係は、私たちの心の土台に深く関わっています。
だからこそ、小さなすれ違いや長年のわだかまりが、心の奥の痛みに触れるテーマになることも少なくありません。
- 親とのわだかまり(過干渉、支配、無関心、愛着の問題)
 - きょうだいとの比較・競争・嫉妬
 - 嫁姑関係・義理の親との関係性の板挟み
 - 親の介護にまつわるストレスや罪悪感
 
パートナーシップ・恋愛
大切な相手との関係は、喜びや安心をもたらす一方で、心の奥にある不安や孤独が揺さぶられやすいテーマでもあります。
「こんなはずじゃなかった」という思いを胸に、誰にも言えない悩みを抱えている方も多くいらっしゃいます。
- 相手への嫉妬や束縛、不信感に苦しんでいる
 - 自分をうまく出せず、いつも相手に合わせてしまう
 - 結婚や離婚について迷い、心が揺れている
 - 性的な不一致に悩んでいる
 - 「大事にされていない」と感じてつらい
 - 浮気や裏切りによる心の傷が癒えない
 
職場・仕事
仕事の場は、一日の大半を過ごす大切な場所。
だからこそ、人間関係がうまくいかないと、心や体にまで大きな影響が出ることがあります。
我慢や努力でなんとかしようとするうちに、自分でも気づかないうちに重圧や疲労が積み重なっていることもあるのです。
- 上司や同僚との関係に悩み、職場に行くのがつらい
 - 部下との関わり方がわからず、どう指導していいか迷っている
 - 人に頼れず、抱え込んでしまう
 - 評価や人事に不安や不満を抱えている
 - 「気が利かない人」「協調性がない人」にイライラしてしまう
 - 自分の能力が認められていないと感じて苦しい
 
友人・コミュニティ
友人や身近なコミュニティとの関係は、かかわり方によって生活の中で大きな影響を持ちます。
一見ささいなことでも、心の中ではモヤモヤが積み重なっていたり、言葉にできない寂しさを抱えていたりすることもあるのです。
- 友達との距離感が難しく、親密になりすぎたり、逆に浅くなってしまったりする
 - 嫌われるのが怖くて、つい相手に合わせすぎてしまう
 - ママ友や地域のつながりに、ストレスや息苦しさを感じている
 - SNSを見て、他人と比べて落ち込んでしまう
 - 自分だけ浮いているような、疎外感を覚える
 
自分の内面と絡む人間関係
人との関係で感じる苦しさの背景には、実は自分の心の状態が深く関わっていることがあります。
相手を変えることが難しいテーマだからこそ、「自分の内側にあるもの」を見つめることが、大きな一歩になる場合もあります。
- 承認欲求が強く、人との比較で苦しくなってしまう
 - 相手の機嫌に左右され、過剰に気を遣ってしまう
 - 断れずに巻き込まれたり、境界線が引けなかったりする
 - 相手を責めてしまい、怒りをコントロールできない
 - 過去のトラウマが、今の人間関係に影響している
 
心に残る・影響を残す関係
人生の中で出会う人との関係は、時間が経っても心に深く残ることがあります。
それが今の自分や日常の人間関係に影響していると気づくと、戸惑いや複雑な思いが湧いてくることもあります。
- 師弟関係(先生・習い事・宗教など)で心が縛られてしまう
 - 相手から心理的な支配を受けているように感じる
 - 元恋人・元配偶者との関係に心が引きずられている
 - 故人との心の関係が整理できずにいる
 
セッションでのサポート例
人間関係の悩みが少しずつほどけていくとき、ただ状況が落ち着くだけでなく、心の中にも変化が生まれていきます。
- 自分の気持ちを整理して、「本当はどうしたいのか」を見つけていく
 - 相手との関係にあるパターンを理解し、変化へのきっかけをつかむ
 - 境界線(バウンダリー)の感覚を取り戻し、自分と相手を大切にする関わり方を育てる
 - 不安や怒りといった感情をやさしく受けとめられるようになる
 - コミュニケーションを、対立から対話にする
 - 過去のつらい関係パターンから少しずつ自由になっていく
…など 
セッションは、「自分を責める」でも「相手を変える」でもなく、あなた自身の心を整えることから始まります。
その積み重ねが、現実の人間関係を少しずつ変えていく力になっていきます。
あなたの想いを、安心できる場所で
人間関係の悩みは、とても身近でありながら、一人で抱え込むと深く心を疲れさせてしまいます。
「こんなことで相談していいのかな」
「うまく話せるか不安」
そう思われるかもしれません。
大丈夫です。
上手に説明できなくても、言葉がうまく出てこなくても、構いません。
セッションは、あなたのペースで進めていきます。
あなたの想いを大切にしながら、自分らしい関係の築き方を一緒に探していきましょう。

誰かといても「自分」を生きられますように。
新しい一歩をご一緒いたします。
初めての方へ・心理カウンセリング安心ガイド
初めての心理カウンセリングは誰でも不安なもの。うまく話せなくても、何を話したらいいか分からなくても大丈夫です。このページでは、あなたが感じるかもしれない不安や疑問に一つひとつ丁寧にお答えします。安心して、ありのままの自分でカウンセリングを受けられるよう、その第一歩をサポートします。
予約・料金・ご利用案内
カウンセリングをご希望の方へ。ご予約手順、セッション料金、キャンセルポリシー、事前のご確認事項をまとめて掲載しています。
   						           		 
