プロフィール

略歴など

柘植かおり(つげかおり)心理カウンセラー/講師
lala心理支援室 代表

他、くれたけ心理相談室カウンセラースクールにて
講師をさせていただいております

生まれ:愛知県名古屋市

略歴:静岡大学教育学部心理・教育学科(心理学専攻)(※旧名称)卒

これまでやってきたこと:
カウンセリング/心理支援家資格の養成講座の講師/心の仕組みや人間関係についてのセミナーを主催/講演、企業研修などをいくつか

好きなこと:
心を掘り下げること・自分との対話・誰かの未来を応援すること・動物とのふれあい・自然を感じる・おしゃれカフェ・読書・おいしい珈琲・カウンセリングの分析

蠍座
MTBI診断:INFJ(提唱者)
人格適応論:想像型+思考型

こんにちは、心理カウンセラーの柘植かおりです。

私は人のお悩みを聴くカウンセリングをお仕事にしていますが、子どもの頃は私自身がたくさん悩みを抱えた子でした。

以下、「昔の私」の話と、「今のカウンセラーとしての思い」についてお話しします。


自分が大嫌いだった過去の私

私は子どものころ、自分のことが大嫌いでした。
幼稚園のころにはすでにコンプレックスを感じていたのを覚えています。

園では人と交わらず、部屋の隅でじっとしているような子でした。

小学校に入った時は、
同級生たちが自分とはあまりに違って無邪気で輝いているのに打ちのめされ、

比べて自分は重苦しく、人から愛されるような魅力が何一つないように感じ、

そんな人間に生まれてしまったことに絶望していて、

毎日をどう生きていいのかわからなかったです。


小3の時、自分の性格や気持ちをノートに書きだすことを始めました。
(ちなみにこのノート書きは、心を掘り下げるために今も時々書き続けています。)

つたない自己分析、
そこから新たな自分を構築しようとしていたのだと思います。

でもどうやっても、”愛される子”のようにはいきませんでした。

小学校の通知表には6年間「消極的」「内向的」と書かれ続け、
いるかいないかわからないような、生きてるか死んでるかわからないような自分。

頭の中は、そんな自分を否定する言葉でいっぱいでした。

とにかく「自分じゃない誰かになりたい」と、心の底から願っていました。

性格や個性、心の仕組みに興味を持っていた私は、
大学では心理学科に入り、心について本格的に学び始めます。

好きなことを好きなだけ勉強できる、最高!

少しずつ自分を理解できるようになり、
社会人になってからも、新たに心理学を学び続け、

自分の心を変えたくてラクにしたくて、トライ&エラーを繰り返し、色々なことを実践していきました。

その中で私は、なぜこんなに自分が嫌いなのか、に気づきます。

それは

【自分じゃないものになろうとしている】

からでした。


これがいいことだよ、これは良くないことだよ、
これは立派なことだよ、これは人としてないね、

そんな誰かや世間の考えや見え方を当たり前のように優先し、

自分の考え、好み、気持ち、したいことも、
おかしい、間違っているかもと自分で自分を否定して、無視して、

自分で自分を消しさっていたんです。

*

それから、私には強力な思い込みがありました。

•私は愛されない性格だ
•私は頭が悪い
•私は見た目が悪い
•私は迷惑な金食い虫

これらの思い込みは、子どものころ、親とのかかわりの中で身につけたものです。

この思い込みに無意識に従い、私は自分を惨めな立場に追いやることを無自覚にしていました。

毎日戦いながら生きていたと思います。

強烈な自己否定と他人軸への偏り。
幼少期につくられた思い込み。

今振り返ると、苦しくて、自分を嫌いなのも当然だと思います。

だって、「私」を生きてられていないのだから。
私が本当に喜びを感じる事ができていないのだから。

幸せになりたくて、愛されたくて、自分じゃない人になろうとしたけれど、

結局私は私にしかなれないし、
私は私が「心地いい」「嬉しい」と感じること以外で幸せになるなんて無理でした。

そんな自分を理解し、つながり、
心理学の知恵、内省、セラピー、人からの愛を受け取っていくことで、

「私」を取り戻していきました。


ーーーあなたは「あなた」になりたくて生まれてきたんですよ

そんな言葉を聞いた時、

あぁ、本当にそうだなぁ、、、

と、涙とともに不思議な実感が湧いてきて、

自分のその反応で

「私」で生きる道を歩み始めていることがわかりました。

これを読んでくださっている方の中にも、
自分が嫌い、自分を責めたり否定したりして苦しい、と感じている方がいるかもしれません。

苦しいくらい自己否定してしまうのは、よりよく生きたいと願っているからです。

自分を見捨てていないから、
幸せになる価値が自分にあると思っているから、
自分の可能性に希望を持っているから。

もっと〜しなくちゃだめ、
もっと〜しないようにしなくちゃだめ、

そうして過剰に適応しようとするのも、過酷な状況でなんとか自分を生かすため。

自己否定も他人軸になるのも幼少期の思い込みも、
幸せを目指したゆえ、愛の活動です。

自分に対して深い愛があるし、大切な人への愛の欲求から、傷つき、心が偏るのです。

自分を愛する、人を愛する、愛の源泉が豊かで深い人だからこそです。


そういう人の心を理解した時、私は自分にやさしい気持ちになりました。


「私」で生きる、自分らしく生きる。

こういう表現はもしかしたら、

これまでの生き方の否定、強い精神力での方向転換を連想させ、しんどく思われるかもしれません。

けれど私は、穏やかに自分に根を張っていく、そんなイメージを持っています。

これまで培った自分という土壌に、ただ根を、深く、張っていく。

傷ついた自分、生きる工夫をしてきた自分、しんどくても今日まで命をつなげてきた自分。

いろんな自分に手を差し伸べ、つながっていく。

私たちの中には、癒しの力も、今を生きる力も、未来を選ぶ力も、備わっています。

セッションでも、ご相談者様が「自分」とつながっていくことで、そういった力を取り戻していくことがよくあります。


現在とこれから

自分を理解しやさしくなると、人へもやさしい理解と尊重の気持ちをむけることができる。

そうすると自然に人間関係がぬくもりあるものに変わっていく。

そこに幸せが広がる。

その広がりが、自由に自分らしく生きる人をもっと増やすのではないか。

と、

そんな思いで、お一人お一人と、いただいたご縁を大切に、カウンセラーというお仕事をしています。

これからも、

心の課題を乗り越えようとする方を支えること、
心の知恵や工夫を伝えること、
心を支える方の育成に関わることを続けていきます。

そして、私自身が「私」で生きることの実践者で、そのプロセスを楽しんでいきます。

これからも心のことを通して誰かのお役に立てれば幸せです。

あなたがあなたであるだけで、幸せの輪が広がる、そんな世界が広がりますように。